バスローブ

バスローブができるまで

日常での気づき
浴室から病室へ戻る際、多くの患者さんはバスタオルを使用します。でも、ある患者さんがバスローブを使用していました。
バスタオルでは、はだけたりして恥ずかしそうと看護師が気付きました。
アイデア
バスローブならはだける心配もなく、ベットへ乗り移る時もトランスファーボードが直接肌に触れることがないため楽なのでは?

*トランスファーボード=車いす、ベッド間の隙間を埋め乗り移りを助ける板(台)
サンプルの制作・展示
生地の検証(重さや吸水性など)や形態の検証などを重ね少しずつ改良中です。
改良したピンク色のバスローブを車椅子に座らせたマネキンに着せて、展示している様子

【改良点】

<バスローブ  タイプ A(オリジナル)>

帯はDカンで止められ、深めの打ち合わせで、袖丈は自走時にじゃまにならないよう短く改良したバスローブのイラスト

車イスにあらかじめかけておく印

車イスにあらかじめかけておく印のつけたイラスト
  • 帯はDカンで止める
  • 深めの打ち合わせ
  • 袖丈は自走時にじゃまにならない長さ

<二部式バスローブ  タイプ B(オリジナル)>

上下とも、留める部分にループボタンを使用した、上下セパレート式のバスローブのイラスト
上下セパレート式のバスローブの下部分のウエストについて、サイズ調整のホールゴムの出口を外側にして、肌に触れないように改良したイラスト
  • 深めの打ち合わせループボタンを使用
  • 下前もループボタンを使用(ボタンは前側につけて体にあたらないように)
  • はだけないように下にもループボタンを使用
  • 巻きスカート式
  • ウエストサイズ調整のホールゴムの出口を外側にして肌に触れないようにした

作成者:障害者の衣料開発に関する検討会(国立障害者リハビリテーションセンター)
*国立障害者リハビリテーションセンターの依頼により濱西ファッションアカデミーが作成
*国リハコレクション2017で発表した資料から転載