ジャケット(視覚障害の方や、片麻痺・四肢麻痺の方用)

素敵なおしゃれ着をデザイン性を損なうことなく、着やすく改良した

「おしゃれ着」は伸びない生地が多く、着脱が難しい服が多いです。2020年のアンケートでも、着たいけど、なかなか着る気分になれないという声がありました。でも、部分的に改良されれば着てみたいという意見もありました。
そんな皆様の声をもとに「おしゃれ着」を改良いたしました。

前面にフリルの付いたベージュのジャケットをトルソーに着せて展示している様子

【改良点】

前面に飾り紐をつけ、マグネットボタンで開閉できるジャケットのイラスト。手を洗う際など、袖口が濡れたり、汚れるのを防ぐため袖口をゴムで絞ってあります。
  • 前面のフリル部分は、飾り紐をつけ、マグネットボタンで開閉する
  • マグネットボタンにより、開閉を音で確認でき、着脱しやすくした
  • 手を洗う際など袖口が濡れたり、汚れるのを防ぐため袖口をゴムで絞った

作成者:障害者の衣料開発に関する検討会(国立障害者リハビリテーションセンター)
*国立障害者リハビリテーションセンターの依頼により濱西ファッションアカデミーが作成
*国リハコレクション2021で発表した資料から転載